2021.01.21
【イベントは終了しました】2/18 DemoDay 市内製造業者とものづくりベンチャー企業が共同開発の成果を披露します
豊田市は、市内製造業者の新たな事業展開を支援することを目的に、平成29年度から「ものづくりベンチャーとのマッチング事業」を実施しています。4年目となる本年度は、新たに2組(市内製造業者2社、ものづくりベンチャー企業2社)のマッチングが成立し、「VR/ARを活用したものづくり現場のDX」をテーマに、共同開発を進めてきました。
1.成果発表会“Demo Day”の概要
当日は、豊田市内の自動車関連製造業とベンチャー企業の共同研究開発によって生まれたVR/ARを活用した先端事例を紹介するとともに、実際に製作されたシステムによるデモンストレーションを配信、質疑応答の時間を設けます。
【開催日時】 2021年2月18日(木)午後2時~4時 ※事前申し込み制
【参加費】 無料
【申込み先】 https://zoom.us/webinar/register/WN_t7U_2KkBQtu1TEWDdmP2og
【案内チラシ】 https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2021/01/w_210218.pdf
2.連携プロジェクトの内容
~製造業の生産性向上に資するプロダクト~
(1)VRを活用した生産設備の事前体感システムの試作
製造工程を検討する工程設計段階では、現状3Dを活用し事前検討・検証を実施しております。しかし、検討・検証した3Dデータと実際の製造工程ではギャップ(違い)があり、問題が発生しております。
今回のプロジェクトでは、豊田市内の自動車部品メーカー「小島プレス工業株式会社」と、VR/AR等を得意とするベンチャー企業の「イクスアール株式会社」が連携し、3DのCADデータをもとにVR空間で製造ラインを再現し、工程設計の精度向上を行いました。
将来的には、この技術をグループ企業への横展開をし、さらなる生産性向上を目指します。
<プロジェクトメンバー企業>
・小島プレス工業株式会社(本社:愛知県豊田市、取締役社長:小島 栄二)
http://www.kojima-tns.co.jp/
・イクスアール株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:蟹江 真)
https://www.exr.co.jp/
(2)工場内クレーン点検におけるAR活用による技能伝承支援システムの開発
自動車等の工場内では多くのクレーンが利用されていますが、安全のためには点検業務が欠かせません。クレーンの点検業務は、ベテラン技能者の官能検査に頼ることが多く、技能の習熟には、数年が必要とされています。また、近年の人手不足も相まって、若手の育成が課題となっています。
今回のプロジェクトでは、豊田市内の自動車関連製造業である「株式会社アラキ製作所」と、VR/AR等を得意とするベンチャー企業の「イクスアール株式会社」が連携し、ARデバイスを活用した技能伝承の支援システムを試作開発しました。
将来的には、本システムの改良を行い、リモートによる点検システムの開発により、生産性向上と社会課題の解決に貢献することも目指します。
<プロジェクトメンバー企業>
・株式会社アラキ製作所(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:荒木 崇志)
https://www.araki-mfg.co.jp/
・イクスアール株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:蟹江 真)
https://www.exr.co.jp/
3.参加申し込み方法 ※申し込み期限:2月16日(火)
以下の専用URL(Zoomウェビナー)にアクセスし、お申込みください。
https://zoom.us/webinar/register/WN_t7U_2KkBQtu1TEWDdmP2og